自己適合宣言(DoC)とは——「自分で宣言する」の意味と責任
CEの説明でよく出てくる「DoC」。Declaration of Conformity(適合宣言)の略で、日本語では自己適合宣言と呼ばれます。「第三者機関の合格証」ではなく「製造者・事業者が自分で適合を宣言する文書」という点が肝で、ここを理解すると認証の全体像がぐっと見通せます。
「自分で宣言できる」=「責任も自分」
DoCの本質は、手続きが軽く見える一方で適合の裏付けと責任を自分が持つ点にあります。宣言する以上、それを支える技術文書(試験結果・設計資料・部品情報)を自分で用意・保管し、求められたら提示できなければなりません 。
日本の制度との関係
日本のPSEでも、区分によっては事業者側の適合確認・自主検査で対応できる部分と、登録検査機関の検査が要る部分があります。「どこまで自分で宣言でき、どこから第三者が必要か」の線引きは、CEでもPSEでも判断の分かれ目です 。
DoCが中心になる制度の代表がCEです。CEとPSEの証明方式の違いは「CEとPSEは何が違うか」で、海外認証を日本でどう扱うかは「海外の認証(CE・FCC)は日本でそのまま使える?」で整理しています。
Q. DoCがあれば第三者試験はいらないのですか?
Q. DoCを支える技術文書は何を保管すればよいですか?
本記事は一般的な情報提供であり、法的助言ではありません。法令・基準は改正されることがあり、個別の製品・状況により結論が変わります。最終的な判断は所管官庁・登録検査機関・専門家にご確認ください。
