その製品、輸入したあなたが「作った人」扱いになる件、大丈夫ですか?
結論から言います。海外から仕入れて売るあなたは、事故が起きたとき「輸入した事業者」としてPL責任の矢面に立つ可能性があります。「作ったのは向こう」という感覚のまま販売を続けていると、いざというときに想定外の当事者になりかねません。恐怖を煽りたいのではなく、事実として知っておくべき落とし穴を、先に共有します。
売るとどうなるか
欠陥が疑われる事故が起きると、被害者はまず国内で連絡が取れる事業者、つまりあなたに賠償を求めてくることが多いでしょう。海外メーカーへ求償できる可能性はあっても、それはあなたが一度対応した後の話。初動の説明・回収・賠償の窓口はあなたになりがちで、対応費用・時間・信用への影響は小さくありません。売上の裏側で、この「後始末の責任」が静かに積み上がっていきます。
自己チェック(当てはまるほど要注意)
- 海外サイト・海外メーカーから直接、または代行を使って仕入れている
- 仕入れ元との契約書に、事故時の責任分担・求償の定めがない
- 製品に日本語の注意書き・警告表示を付けていない
- ロット・仕入れ先・出荷先を記録していない(追跡できない)
- PL保険に未加入、または補償範囲を確認していない
ひとつでも当てはまるなら、契約・表示・保険・記録の4点を早めに見直す価値があります。
Q. 「輸入代行に頼んだだけ」なら自分は輸入者ではない?
Q. まず何から手を付ければ?
本記事は一般的な情報提供であり、法的助言ではありません。法令・基準は改正されることがあり、個別の製品・状況により結論が変わります。最終的な判断は所管官庁・登録検査機関・専門家にご確認ください。
